「短期用でしょう。半年とか1年とか、そんなに長く借りていいものなの?」
結論から言うと、ずっと住めます。契約は1ヶ月単位で延長でき、7ヶ月以上の長期プランもあります。ただし——ある時期を境に、普通の賃貸を借りたほうが安くなります。この記事では、岡山で約50物件を運営するマンスリージャパン岡山が、実際の料金でその分かれ目を計算して公開します。「長く住むならどっちが得か」を、自社に不利な部分も含めて正直にお答えします。
1. 【結論】ずっと住めます。ただし「1年」がひとつの目安です
マンスリーマンションに住める期間に、法律上の上限はありません。当社でも1ヶ月単位で延長を重ねながら、長くお住まいいただくことができます。料金表そのものが7ヶ月以上の長期プランまで用意されている=長期の滞在をはじめから想定した仕組みになっています。
ただし、お金の面では正直にお伝えしておきたいことがあります。おおよそ1年を超えたあたりから、普通の賃貸物件を借りたほうが総額は安くなります(後半の第4章で実際に計算しています)。それでもマンスリーを選び続ける方には、はっきりした理由があります。その理由も第5章に書きました。
| 滞在の長さ | 住めるか | お金の面での見立て |
|---|---|---|
| 〜3ヶ月 | ◎ | マンスリーが圧倒的に有利。賃貸は初期費用だけで数十万円かかります |
| 3ヶ月〜1年 | ◎ | 長期プランで日額が下がる区間。1年時点でほぼ互角になります |
| 1年〜2年 | ○ | 金額だけなら賃貸が有利になっていきます。それでも選ぶ理由がある方向け |
| 2年以上 | ○ | 住めますが、賃貸をおすすめすることが多いです。ご相談ください |
長く住めば住むほど当社の売上にはなります。それでも、あとから「賃貸にしておけばよかった」と思われるほうが、お客様にとっても当社にとっても損だからです。金額の分かれ目を先にお伝えして、納得して選んでいただく——これが当社の方針です。
2. そもそも「ずっと住める」仕組み——契約と延長はこうなっています
マンスリーマンションは「短期しか借りられない」わけではありません。契約期間を決めて借り、期間が来たら延長する——この繰り返しで住み続けられます。当社の場合は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 利用できる期間 | 最短7日〜。上限はありません。延長を重ねて長期のご利用が可能です |
| 延長の単位 | 1ヶ月単位が基本。端数が出る場合は日割りで対応できることもあります |
| 延長の条件 | その部屋の空室状況によります。次のご予約が入っていると延長できない場合があります |
| 連絡のタイミング | 退去予定日の1〜2週間前までにご連絡ください。長期をお考えなら、もっと早めが安心です |
| 住民票 | 移せます。物件によって可否があるため、契約前にお申し出ください |
「とりあえず1ヶ月」で契約して延長を重ねるより、最初から「半年くらいになりそう」と伝えていただくほうが、料金も部屋の押さえ方も有利になります。長期プランの日額が最初から適用できますし、途中で「次の予約が入っていて延長できない」という事態も避けられます。期間が読めない場合も、その旨をお伝えいただければ相談に乗ります。
3. 長く住むほど安くなる——長期プランの料金
当社の賃料は日額制で、契約期間が長いほど日額が下がります。標準的な1Kの場合、短期では日額3,400円ですが、7ヶ月以上の長期プランでは日額2,600円まで下がります。1ヶ月(30日)に換算すると、賃料だけで月24,000円の差です。
| 契約期間の区分 | 賃料の日額(標準1K) | 賃料の月換算(30日) |
|---|---|---|
| 〜1ヶ月(短期) | 3,400円〜 | 102,000円 |
| 1ヶ月〜3ヶ月 | ↓ 下がります | — |
| 3ヶ月〜7ヶ月 | ↓ さらに下がります | — |
| 7ヶ月以上(長期) | 2,600円〜 | 78,000円 |
これに管理費(日額400円)と水道光熱費(日額880円)が加わります。長期プランでの毎月のお支払いは合計116,400円(賃料78,000+管理費12,000+水道光熱費26,400/30日換算)。契約時に一度だけ清掃費16,500円・事務手数料3,300円・布団レンタル11,000円(寝具持参なら不要)がかかり、敷金・礼金・保証金・仲介手数料はゼロです。
- ✅水道光熱費は定額制——使いすぎの精算がありません。電気・ガス・水道の契約手続きも不要です
- ✅家具・家電・Wi-Fi付き——長く住んでも、買い揃える必要がありません
- ✅更新料がありません——延長のたびに更新料をいただくことはありません
- ✅費目の内訳を全部公開しています——詳しくは相場と総額の記事をご覧ください
4. 【正直に計算】何ヶ月から普通の賃貸のほうが安いのか
いちばん知りたいのはここだと思います。実際の数字で計算しました。マンスリーは「毎月は高いが、初期費用がほぼゼロ」。賃貸は「毎月は安いが、初期費用が数十万円かかる」——この2つがどこで逆転するか、という話です。
- ・マンスリー=契約時1回のみ30,800円(清掃・事務・布団)+月額。月額は1年以降が長期プランの116,400円、3ヶ月・6ヶ月は短期の日額3,400円で計算した143,400円(実際は期間に応じて日額が下がるので、表よりさらに安くなります)
- ・普通の賃貸=家賃+共益費65,000円、水道光熱費の実費12,000円として月77,000円
- ・賃貸の初期費用=敷金・礼金・仲介手数料・前家賃・火災保険・鍵交換で約30万円、家具家電一式で約20万円、引越し費用で約5万円=合計約55万円
※賃貸側の金額は一般的な目安として置いた仮定です。物件によって上下します。また賃貸には退去時の原状回復費用や、2年ごとの更新料がかかる場合もありますが、ここには含めていません(含めるとマンスリーがさらに有利になります)。
| 住んだ期間 | マンスリー(総額) | 普通の賃貸(総額) | どちらが安いか |
|---|---|---|---|
| 3ヶ月 | 約46万円 | 約78万円 | マンスリーが約32万円安い |
| 6ヶ月 | 約89万円 | 約101万円 | マンスリーが約12万円安い |
| 1年 | 約143万円 | 約147万円 | ほぼ互角(ここが分かれ目) |
| 2年 | 約282万円 | 約240万円 | 賃貸が約43万円安い |
| 3年 | 約422万円 | 約332万円 | 賃貸が約90万円安い |
分かれ目はおおよそ13ヶ月=1年ちょっとです。1年までならマンスリーのほうが安いか、ほぼ互角。それを超えると賃貸が有利になっていきます。「半年〜1年くらいの滞在」であれば、迷わずマンスリーで良い、というのが数字の答えです。
5. それでも長くマンスリーを選ぶ方の4つの理由
では1年を超える方は損をしているのか、というとそうではありません。金額以外の部分で、はっきりした理由がある方が選ばれています。
- 1いつ終わるか分からない——工期・プロジェクト・治療・介護など、終わりが見えない滞在。賃貸は2年契約が基本で、途中解約には違約金がつくことがあります。マンスリーなら決まった翌月に出られます
- 2まとまったお金を先に出したくない——賃貸は初期費用と家具家電で50万円前後が最初に必要です。マンスリーは月々の支払いに均されるので、資金繰りが読みやすくなります
- 3手続きの手間をかけたくない——保証人・保証会社の審査、電気ガス水道の契約、家具家電の購入と処分、退去時の原状回復。これが全部なくなることに価値を感じる方は多いです
- 4法人の社宅として使いやすい——契約が会社名義で完結し、費用も一本化されます。人が入れ替わっても部屋はそのまま。社宅を1軒ずつ借りるより総務のご担当者の手間が減ります(詳しくは借り上げ社宅の記事へ)
「1年を超えることが、いま確実に分かっているか」で考えてみてください。確実に2年以上なら賃貸をおすすめします。「たぶん長くなるけれど、はっきりしない」ならマンスリー——期間が読めないこと自体に、マンスリーの価値があります。
6. 長く住むと決めたら、確認しておきたい3つのこと
| 確認すること | なぜ大事か |
|---|---|
| ① 長期プランの日額を先に確認する | 「半年〜1年になりそう」と最初に伝えるだけで、適用される日額が変わります。言わないと短期の料金のままです |
| ② 延長できる部屋かどうか | 人気の部屋は次のご予約が入ることがあります。長期の見込みがあるなら早めに押さえておくのが確実です |
| ③ 住民票を移すかどうか | 長期滞在では移される方が多くなります。物件によって可否があるので契約前にお申し出ください(詳しくは住民票の記事へ) |
当社では、期間とご希望を伺えば「◯ヶ月ならいくら」をその場でお出しできます。「1年住んだらいくらになるか」「賃貸とどちらが得か」も、遠慮なくお尋ねください。賃貸のほうが良さそうな場合は、正直にそうお伝えします。
- ▶マンスリーマンションにずっと住めます。期間の上限はなく、1ヶ月単位の延長で継続できます
- ▶賃料は期間が長いほど下がります。標準1Kで日額3,400円→7ヶ月以上なら2,600円
- ▶お金の分かれ目はおおよそ1年(13ヶ月)。1年までは互角以上、それを超えると普通の賃貸が有利です
- ▶それでも選ばれる理由は「期間が読めない」「初期費用を出さずに済む」「手続きが要らない」「法人で使いやすい」の4つ
- ▶長期になりそうなら、最初にそう伝えるのがいちばん得です
「長くなりそうなんですが」——そのご相談から始めてください
期間をお伺いすれば、長期プランを適用した総額をその場でお出しします。賃貸のほうが良さそうな場合は、正直にそうお伝えします。空室状況もお電話ですぐ確認できます。
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